歴史とロマンの町 大野町へ行こう!

セントレアのちょっと北「愛知県常滑市大野町」のまちおこしブログ

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寄稿「尾張大野の匂い」西まさる

尾張大野の匂い                 西まさる

知多半島をまったく知らなかった20年ほど前の私。それでも常滑市の名は知っていた。常滑は常滑焼で有名だし、あるいは常滑競艇場の宣伝などが脳裏に残っていたのかもしれない。そして、尾張大野の地名も知っていた。常滑も大野も行ったことのない土地だったが、なぜかこの二つの地名は知っていた。
常滑はともかく、尾張大野をなぜ知っていたのだろう。大野橋
日本最古の海水浴場があるから? いいえ、そんなことは最近知った。
かつては知多半島で最も栄えた町だったから? いいえ、そんなことは最近知った。
次郎長一家の大政や鶴吉の出身地だから? いいえ、当時は興味もなかった。
じゃ、なぜ? と考えれば、尾張大野という古い町が、あちこちの文献にその名が出ていて、いつの間にか脳裏に刷り込まれていたということだろう。それは、北海道の函館や夕張を見たこともない人でも、その土地をぼんやりと知っている… そんなことに似ている。いわば伝統のある老舗の町ということだろう。 知多半島に住むようになって最初に訪れたのが、やはり大野であった。十王堂の近くに車を預け、町中を歩き廻った。すごく狭い道、とてつもなく大きな銀杏の木、創業は江戸時代といかにも言いたげな二階建ての料理屋。それに、今にも廻船が入って来そうな湊。
私にとって魅力いっぱいの町並みであり、どこか懐かしい光景であった。そして町には堂々とした風格、すなわち老舗の匂いがあった。これがこの町「大野の匂い」だと思った。
やがて半田市に住むことになった私は、10数年、尾張大野に出かけることもなかった。
5年前のことだ。久しぶりに尾張大野に行った。狭い路地も大きな銀杏の木も健在だった。町並みは格段に近代化され、お寺がコンクリートの建物となっていたりして、やや戸惑いもあったが、「大野の匂い」は、まだしっかり残っていた。
この匂いはいつまで持つのだろう… ふと、そんなことを考えた。それは私の住む半田は尾張大野に匹敵する老舗の町のはずだが、すっかりそんな匂いは消えてしまっているからだ。いつ消えたのかも分からない。自虐的にいえば、古い蔵や運河を壊し、近代的な蔵や運河を造り、「蔵のまちだ」、などと言い出したあたりで半田から「老舗の町に匂い」は一気に消えたのだ。
尾張大野はいかがだろう。まだ匂いはしっかり残っている。また、古い町並みには手付かずの史跡や史実が埋まっていそうだ。これら宝物を掘り起こし、「尾張大野の匂い」を世に発信してほしいと思う。
かつての私のように、見たこともない尾張大野に憧れる人間も、まだまだ沢山いるはずだから。
(以上)


私はいつもうちから大野町を発信している。
外からみた大野町はどんな風にみえるのだろうか?
そんなわけで、あつかましく東京育ちで半田在住の西さんに訊いてみた。
地元では大野町だが、外からは尾張大野。なるほど。
例えば半田さんの古さは新しくつくった古さだが、大野は手付かずの古さ。なるほど。なるほど。
埋もれている「尾張大野の匂い」という原石をもっと磨いて、世に発信すること。
ものすごいエールを送っていただきました。
西さん、ありがとうございます。


John Lennon - Imagine

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コメント


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こんばんは☆

強力なお味方がいらっしゃるんですね。
大野の町をこよなく愛する方が多くなることは素敵なことだと思います。
私の故郷のように観光地になってしまうと、古い良さが脇に追いやられて、人工的なものが中心になりかねません。
とは言っても私が生まれたときから観光地になってしまってましたけどね(笑
かろうじて残ってますが、観光客の人たちはそれでも古いものにあこがれて殺到してきます。

歴史的建造物だけでなく、人も自然も良いものが残ってほしいというのが偽らざる心境です。

marihime | URL | 2009年09月18日(Fri)20:19 [EDIT]


西さんはとっても心強いです。
いろいろお世話になっています。
>歴史的建造物だけでなく、人も自然も良いものが残ってほしい
本当におっしゃるとおりですね。

joyataro | URL | 2009年09月19日(Sat)09:04 [EDIT]


イマジン

 いい歌だ。とても。
 平和を希求する歌が、なぜ反戦(反体制)と眉をひそめられるのだろうか。
 いつもこの歌を聴くと思います。そして、「インターナショナル」を声高々と歌っていたぼくの青春時代の一こまをいつも思い出します。

車 寅三郎 | URL | 2009年09月19日(Sat)12:31 [EDIT]


Re: イマジン

>  いい歌だ。とても。
>  平和を希求する歌が、なぜ反戦(反体制)と眉をひそめられるのだろうか。
>  いつもこの歌を聴くと思います。そして、「インターナショナル」を声高々と歌っていたぼくの青春時代の一こまをいつも思い出します。
歌にはその時代その人の思い出が込められている。
寅三郎さんの青春時代のシンボリックな曲なんですね。
反戦歌が眉をひそめられていたとは知りませんでした。
私の時代は完全な平和ボケの時代で、対立軸などなく、反戦歌を歌う人はただカッコイイ対象。
今の若い世代はビートルズはただの古典とのこと。
ジェネレーションギャップを感じます。

joyataro | URL | 2009年09月19日(Sat)18:27 [EDIT]


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